今日、叶わない恋をしました

2日目 ページ3

「なな？どうしたの？」




何だか様子がおかしいから




声をかけたけど……




顔…赤くない？





な「え！？どうしたって何が！？」




この反応でさらに…




さ「「顔赤くない？」」





ん？





なんか誰かと声被ったような




さ「おはよう」




ってなんだ




さとちゃんか





ん？




さとちゃん？




「あの、離してもらえます？」





そう、さとちゃんは私に抱きついていたのだ




さ「相変わらず冷たいなぁ」





「普通です」




ジ「おはようさ〜ん」




「「「おはよう〜/ございます」」」




ジ「あれ？まだ来てないやついるんやな」




な「ころちゃんはいつもの事でしょ？」




さ「あぁ、確かに」





ジ「いや、他にあと2人おるやろ？」




あと2人？




私の他に1年生まだいるんだ( * ॑꒳ ॑*)




詩流さん



皆からはジェルって呼ばれてるみたい




「詩流さん、あと2人って誰が来るんですか？」






ジ「ん〜とな？莉犬とるぅとやで」




莉衣くんとるぅちゃん！



「ありがとうございます！」




ジ「もうAちゃんも高校生やもんな〜」




な・ジ「「はやいなぁ〜」」




何おじさんくさいこと言ってんの？



「まだ高３なのにおじさんチック…」




こ「おじさんチックって……ｗｗｗ」



あ、遅刻者が来た




る「中々起きないのに行くとなったらすごく早いんですから…」




り「ころちゃんって良いのか悪いのか分かんないよね」




こ「僕の扱い…」




「いつもの事じゃ？」




こ「え！？Aまでそんなこと言うようになったの！？」




「……茶番はこれくらいにしましょう？時間もうないですし？」




そう、２、３年生はいいとしても




私、莉衣くん、るぅちゃんは




入学式がある




だから遅れたくはないのだ




な「そうだね！早く行こう！」




なんか、詩流さんがこっちみてニヤニヤし始めたんだけど……




まぁ、いいや脇腹殴っとこ




ゲシッ




ジ「ウッ！？なんでぇ！？」

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