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❀57日目 ページ9

“っていうか貴方さとみの何?”
“そうそう、前から気になってたの!なに?彼女?”
“いやいや彼女の訳ないじゃん笑”
“どうせこんなの相手されないって笑笑”
“それもそっか笑”



あひゃひゃひゃと笑いながら楽しそうに会話をする彼女達の横で密かにさとみくんにメッセージを送った




“って言うかさ〜なに、今日めっちゃ気合い入ってね?”
“え、彼氏いんの?まじで?これが?”




私の方に指をさしながら下から上へと品定めされるような目で見てくる女の子




結構下品なことしてるの気づいてないのかな…
教えてあげた方が良かったりする…?




「えっと…『Aちゃーんごめん待たせた』あ、さとみくん」





後ろからスマートに現れたさとみくん



女の子達はさっきまで楽しそうに話していたのに
今はなんだか顔色が悪い




『ってAちゃん可愛すぎ、なに、俺に会うために可愛くしてくれたの?』
「あ…その…似合う…?」
『それ俺に聞いちゃう?一緒に浴衣選んだ時のこと忘れてない?1時間から語れるよ?』



爽やかな笑顔でとんでもないことを話すものだから
あの女の子たちの顔は真っ赤
流れ弾で私も顔を赤くした(?)



『んふふ、Aちゃん顔真っ赤笑
可愛いね』
『Aちゃん?おーいって…ん?あ、お前…!』
“あ、やっと気づいてくれたー!もうおそーい!”
『ごめん頭にAちゃんの事しかなくてさ
どうしたん?お前も今日祭り来たの?
可愛い浴衣も着て…なに、彼氏と?』
“さとみが私の彼氏になってくれんの?”
『いやならねぇけど笑笑』




サラッと笑顔でとんでもないことを言ったさとみくん


女の子達は顔を真っ赤に染めあげ、お祭りの人混みの中に消えてった

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ネコ日和。 - 続編おめでとうございます!!🎉なんか…読み進めていくたびに、夢主ちゃんまでもが性格イケメンになりつつある。最高。彼らが結ばれるその時まで、きちんと見届けます✨ (2022年9月26日 18時) (レス) @page5 id: 18b130b5d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:莉衣沙 | 作成日時:2022年9月23日 19時

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