幼なじみに囚われている。 *Part2*

花びら舞う44日目 ページ46

ころんが来たことによって周囲にいた人間は散り
私達3人だけとなった




「なにしてんの...」
『いやこっちが聞きたいよ。2人とも何してたの』
まい「メールの件あったでしょ...？」
『うん』
まい「あれAちゃんじゃなかったの...」
『え"！？』




なんで私好きな人の前でこんな驚かれなきゃなんないの



悲しいわ普通に




『ごめん！！！！！ほんとにごめん！！！！』
『あの時周り見えなくなってたとしても最低なこと言った！！！！ほんとにごめん！！！』



90度の綺麗なお辞儀
私別にそこまで謝って欲しいわけじゃ...




さ「ほんとだよなぁ...あの時のAちゃんの気持ちよ？ほんと」
「え？さとみ先輩？」
さ「悲しいったらありゃしないって、ねぇ？」




いや、ねぇ？って振られましても...




さ「Aちゃん俺の胸の中で泣いてたんだから」
「...ん？」
さ「さすがに可愛くてさ...」
「何言ってるんですか？」
さ「で、他にも言うことあるんじゃねぇのころん」




兄貴肌...
華麗にスルーされたけどなんていいこと言うんだこの人





『A...泣かせてごめん。』
「....いちごのパフェ食べたい」
『え...？』
「今日の放課後、それ奢ってくれたらチャラにしてあげる」




こんなラッキーチャンス逃すわけないでしょ？

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