幼なじみに囚われている。 *Part2*

花びら舞う35日目 ページ37

『そのメールについては後日話すとしてさ、もう夜暗いしまいさんのこと送ってくよ』
まい「え、いいの...？」
『うん笑だってこの辺変質者がでるって噂あるから危ないじゃん笑』
まい「え、そうだったの!?」
『知らないできたの？笑』
まい「だって一刻も早くころんくんに会いたくて...」





消えたいな。一刻も早く
なに、このあんまい空気
食べてやろうか？なあ？
吸い尽くして修羅場の空気戻してやろうか？えぇ？




良いですよ、別に
まい先輩の事煽れたし
やれることやったし
ころんと一緒に帰れたし？
別に良いですけど？





『あ、ただちょっとまっててくれる？』
まい「うん！」
『Aー母さんがクッキー焼いたから全部もってけって！』
「え、ころんのお母さんのクッキー!?私が貰っていいの!?え、渡されたら返さないけど!?」
『良いんだって笑』
「やったぁ、ありがとう！また後で家突撃しに行くから、じゃ！」
『気をつけろよ！』
「いや隣だし！」





ここだけ切り取ったら甘酸っぱい恋愛小説になるんでしょうね...
私知ってるから
まい先輩が微笑ましそうな私たちの空間を
ガン飛ばして見てたの




それが怖くて早めに家入ったけど




ピロン！



玄関に着いた途端に連絡が来た






「あ、るぅとくんだ」




るぅとくんから
文化祭の夜はちゃんと空けといてくださいねって書かれてた



まあ夜まで暇だし



もちろん！



って返事したけど
まさか売店でスペアリブ売ってるから夜に一緒に食べようって魂胆だな？
美味しいから許す！



____
ようやく更新本当にすみません...。

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