運命なんてクソ喰らえ 【桃赤】

そんな事したら...だめ...っ！ ページ46

「ん！やぁ！」
？「大人しくしろって、どうせ助けなんて来たって相当後だろうよ」
る「ちょっと、莉犬に触んないで...！！」
？「君はこっち、大人しくしてくれたら、この赤い子には乱暴しないよ」
る「...本当？」
？「ほんとほんと、じゃ、行こうか」



「え？ちょ、るぅちゃん!?」
？「はいはい、莉犬ちゃんこっち向いて〜」
「は!?やめろ、触るなぁ！！」



たすけて、たすけてさとみさん
るぅちゃん連れてかれちゃったよ
俺のせいで、るぅちゃん巻き込んじゃったよ
本当なら俺1人だったはずなのに...




さっきね？るぅちゃんがいやいやと抵抗してる時この人達言ってたの。



？「対象はΩ1人だったが、まさか2人も吊れるなんてなぁ...ありがとな、莉犬ちゃん」



って



ごめんね、ごめんねるぅちゃん
るぅちゃんの番さんもごめんね...




？「莉犬ちゃん泣いちゃうの？」
？「怖い？怖いよねぇ、知らない男に囲まれてんだもんねぇ」
？「あ、君たち2人とも彼氏がいるんだっけ？しかも番になってる」
？「まじかぁ笑彼氏さん可哀想に笑今から莉犬ちゃんとヒートせｯｸｽする予定だからなぁ笑笑」




今、この男たちはなんて言ったんだろう
ヒート...
でも、俺は先週に来て、終わったし...
ヒートなんて来ないんじゃ...




？「ねぇ、莉犬ちゃん、誘.発剤って知ってる？」
「誘..発剤...？」
？「ヒートを抑えるための抑制剤があるように、ヒートを起こす薬もあるって事」





はい...？
ちょっと、まって、そんな事したら
この人たちの赤ちゃんが出来ちゃうんじゃ...



Ωのヒートは番になればその人にしか分からないようになるが、そんなのは今この人達には関係なくて
っていうか、誘.発剤って不妊治療だったりで病院から貰うんじゃ...？


？「ね、大丈夫だよ、るぅちゃん？だっけ？あの子も今同じだと思うからさ笑」

その後…→←可愛い...？

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