運命なんてクソ喰らえ 【桃赤】

俺はツイている...!? ページ30

『莉犬、商談どうなってる』
「あと2件残ってます。最初は...」


車に乗りながら、残りの予定を社長に伝える
何気にこの時間が好きだったりする。
だって、俺は運転してて社長は後ろに乗ってて...
いわば2人きり...！
胸元にダイブと良いこの時間といい、
お母さん、俺はとても幸せです




『なあ、莉犬、仕事のあとは何か予定あるか...？』
「予定ですか...？うーん、仕事予定はもう無いはずです。社長とほぼ同じですから笑」
『そうか笑じゃ、久しぶりに2人きりで食べに行くか』
「はい！...え？」




仕事確認の癖ではいはい言っちゃってたけど...
え、まってさとみさん今なんて言った...!?



「社長...今なんと...？」
『え？あぁ、飯食いに行こうって』
「その前です！！！」
『久しぶりに』
「その後です...！っていうか分かってますよね!?」
『わるいわるい笑可愛くてな笑』
「かわっ...！いひひ...」
『いひひって初めて聞いたぞww』



そ、そりゃあ好きな人に可愛いって言われて変な笑い方にならないなんて事ないでしょ...！！
え、無いよね！？！？





『俺と"2人きり"は嫌か？』
「ッ！や、やじゃないです...」
『ふはっ！良かった笑』




ふ、2人きりでって...そんな強調しなくたっていいじゃないですか...
さらに恥ずかしくなって顔が真っ赤になった所をまたさとみさんにいじられるのはこの5分後の話

社長...？→←いっその事...

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