運命なんてクソ喰らえ 【桃赤】

彼の想い ページ11

《はぁ、あんなに拒絶されるなんてなぁ》
‹洋介様、どうなされますか？›
《んー？待つのは得意だからさ、じっくり、じっくり距離をつめていくよ...》



莉犬くんと会ったのは忘れもしない高校生の頃
すっごく可愛い子が僕の前に現れたんだぁ
天使かと思ったよ。



すぐに分かった。あぁ、この子が僕の"運命"なんだと
認識した途端、身体中に駆け巡っていったんだぁ
コレを番にしろって
本能がずっと僕に言い聞かせにきたんだ...




《もう会えないと思ってたけど...まさかこんな所で会えるなんてね...》





まぁ、僕が調べさせたんだけど。





‹洋介様は本当にその運命の人がお好きなようですね›
《当たり前だよ...。それと同じくらい君のことも想っているけどね》
‹ｯ...ありがとう、ございます。›





さっきから話してるこの子は僕の使用人
生まれた時から一緒なんだぁ
顔よし成績よし人望良し
何一つかけてない彼だけど...
彼もまたΩなんだ
僕の大好きなΩ...
だからずっとそばに置いとくんだ





《ね、今日は一緒に寝ようよ、良いでしょ？》
‹ですが...！›
《君の発 情 期は1週間後...ね？》
‹ぅっ...分かりました。›
《ねぇ、敬語もう外してよぉ〜》
‹自室に行くまでは...外せません›
《じゃ、寝室来たら敬語はずしてね？僕もその方が楽だから》




あ、顔が赤い
何を想像したの...？
もう、ほんとに、可愛いなぁ






new!! profile
使用人 Ω

今はまだ名前は出されてない。
圭介の使用人
最近圭介との距離が近すぎて困っている(汗



新オリキャラです汗
地雷の方は申しわけありませんが、回れ右お願いします(＞＜)

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