ボクらのmemory…3rd【JW】

#ひゃくじゅうに ページ26

流星side


あ、携帯どこいったっけ



ポケットの、中を探りまくっていると


『あの、藤井さんですか？』



流「あ、A。」



ガチャと扉が開き、あの時のAが出てきた

『何してるんですか？』



流「携帯…なくて」



『あの、手に…』



流「…うわ！ほんまやん！」


すると、くくくっと笑っているA


笑顔は変わらへんな、、

―――――――――
流「さっきはごめんな？いつもはAが持っててしまうでスグに望の、携帯借りて電話すんねんけど、」



『え！私、持ってたの！？え、ほんとにごめんなさい』



流「あはは、せやで、まぁ、寝てる俺が悪いんやけど」


流「えーっと、望と濱ちゃんに聞いた話以外を話した方がええな、なんやろなぁ」

少し目を瞑って考えると


『もしかして、もしかしてですけど、、一瞬寝てました？』



流「え、なんでわかったん？」




『いや、わかりますって！』


大声を出すA。懐かしいなぁ



流「よし、ほんならJrから、Jrの時はあ、よう
一緒に寝てたな」



『え、ね…』



流「Aな、寝顔めっちゃ可愛いねん。それをシゲと望が撮るっていうのが恒例やったな、まぁ、今もやけど」




『…』

もう出る言葉が、御座いませんと言わんばかりの呆れ顔




「あとは、WESTになってからイタズラ多くなった…くらいかなぁ。あんまり俺、寝てるから笑でもな、A、記憶が無くなってから、それまで以上に焦ってた気が俺にはしてん。1日で消えてしまうから」




『え、その時からなの？』




なんて、固まっているA



流「あれ？なんも書いてないん？」




『このノートには…』





流「え、そうなん？まぁWESTの時からやで、って言うても半年くらい前からやけど、、」





『半年…』




下を向いて、何も言わないA



流「A…？Aは何も変わってへんで？あの頃のままや、信じてや？」




『うん』



流「今の俺が頑張れるのは、Aが居たからで、これからも一緒に前向いて歩いていこーや？」





流「待ってるからな」





『流星、たくさん教えてくれてありがとう。私も信じる』

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