頭上サプライズ！ ページ8
『あー、行っちゃったー。聞きたいことあったのにあの人どこの寮の…………何？』
視線を感じ、振り返ると何故かみんなが唖然とした顔でこっちを見ていた。
.「お、おいA？その耳……」
『え、耳？』
なんだか声が大きく聞こえる気が……
耳を触ってみると………
『え゛!?ない!!耳がない!!!!』
え、え、え!?てかなんで音が聞こえてんの!?
「うえうえうえ!!!」
「あたまあたまあたま!!!」
エースとデュースが私の頭の上の方を指さす。
恐る恐る頭を触ってみると、フサフサだった。いや、はい？フサフサ？
『け、獣耳……!!??』
「子分、お前獣人属だったのか!?」
『うぇぇぇええ!?そうなの!?』
「俺様が知るわけねえんだゾ!!!」
「おいグリム！あの耳燃やしてみろよ！」
「引っ張って抜いたほうがいいんじゃないか？」
『馬鹿！生えてるんだってば!!いだだだだだだ!!!』
さては貴様ら小さい頃珍しい小動物がいたら追いかけ回すタイプだったな。いや、今もか。
「それにしてもなんでいきなりそんなことになったんだ？」
デュースくんその前に私の耳(？)から手をはなしましょうか。撫でるな、わしゃわしゃすんな。眠くなるほど気持ちがええではないか。
「さっきのチェーニャってやつと同じ耳が生えてるんだゾ」
「そーえば最後
.「いや、そうじゃねえな。これ初めてじゃないんだよ」
『そうなの？』
「なんで本人が知らねえんだよ……」
.「前は一瞬だったけど、確かに獣耳が見えた。その時近くにいたやつも獣人属だったんだよ｣
今思い出した。確か植物園に行った時もそんなことをユウが言ってた気がする。
.「今回と前回の獣耳の種類が違う。2回とも近くにいた獣人属と同じの耳になってんだよ。てことは、相手の魔法とかじゃなくて＿＿＿＿
お前に何か原因があるんじゃないか？」
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トランプの化け物(プロフ) - 藍の華さん» ありがとうございます!!!更新遅めですが頑張ります！ (2021年1月11日 14時) (
レス) id: 0c97056075 (このIDを非表示/違反報告)
藍の華 - めっちゃ面白いです!更新頑張ってください！応援しています! (2021年1月6日 17時) (レス) id: a501129fb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トランプの化け物 | 作成日時：2020年12月24日 12時
