【ツイステ】空っぽのポーション瓶 (ページ19)

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無縁パーティシペーション！ページ19

『ありがとうございましたあー』

額にガーゼを巻いてもらって、保健室を出た。そこまで深くは切れていなかったため、跡も残らないらしい。

『危な』

血が減ったせいか、結構ぐわんぐわんしてる。足がよろついたが、何とか踏みとどまった。よし、帰って寝よう。

.「A～」

声に振り向けば、ユウと三馬鹿トリオ。

恐らく、相当学園長に怒られてきたんだろう。内容までは聞こえなかったけど、保健室まで学園長らしき声が聞こえていた。その時、治療してくれた人が、その声にビクッてなって消毒がとてもしみました。完

「わ、悪かったんだゾ……」

「僕も悪かった、考え無しに魔法を使ってしまって……」

『別にいいよ大した怪我じゃないし。

それで？またペナルティでも受けた？』

.「あー、それがさぁ……」

…

『つまり、退学を免れるために、壊れたシャンデリアに使われてた同じ魔法石を取りに鉱山に行くと？大変だね』

「何言ってんの？お前も行くに決まってんじゃん」

『いや、そっちこそ何言ってんの？』

どうやらこの爆発頭は本当におつむが爆発したらしい。

シャンデリアに関しては私、関係なくね？

「A、怪我は頭だけか？」

『うん、まぁ……』

そう答えると、ぱっと顔が明るくなるデュース。え何怖い。

「なら問題ない！足は怪我してないんだ、行けるじゃないか！」

『鬼か貴様』

こちとら貧血じゃい。