122話 ページ40
太宰達は病室から出たあと、次の目的地に向かっていた、
A「あぁーまだほっぺが痛い……」
Aは先程まで引っ張られていた頬を摩りながら太宰の横を歩く
太宰「おもいッきり引っ張っていたからね、まだ頬が赤い」
太宰はAの頬を突っついた
A「相変わらず手加減ってものを知らないなぁ」
そう云って不機嫌そうにするAだがどこか懐かしさに浸るようにも見えた。
A「あ、そう云えば、坂口さんは勘違いしてるみたいだけど、和が怒ってた理由はあれじゃないよ?」
太宰「おや、違うのかい?」
A「うん、私が辞めた直後くらいにね、和から珍しくメールが来てそこに「善い判断やと思うで」ってきたの、たぶん母さんの事を誰かに聞いて私があった事を伝える前に全て察したんだろうね。」
太宰「じゃあ何故彼女は怒っていたんだい?」
A「あぁ、あれはねぇ仕事量に怒ってたんだよ」
太宰「仕事量?」
A「うん、私と和、殆どの仕事を一緒にこなしてたのにいきなり私が抜けたら一人で二人分の仕事をしなきゃいけなくなる。
四年も経つし今はもうそんなことないと思うけど、和は面倒くさがりだからねぇ、今日まで根に持ってたんだと思うよ
私の行動は見抜けたのに、後先のことまでは見抜けなかったみたいだね」
Aは悪戯が成功した子供のように笑った
太宰「(可愛い……)」
A「まぁ、昔話に浸るのも善いけど、今は今後のことに目を向けなきゃね」
太宰「それもそうだね、
さて、敦君達ももうそろそろあちらに着く頃だ、私達も先を急ごう」
A「うん………敦君達、大丈夫かな」
_________
おまけ(?)
A「さて、昔話に浸るのもいい善いけど今は今後のこと目を向けなきゃ」
太宰「そうだね、私もそろそろAちゃんと未来の話をしたいと思っていたのだよ、家とか子供とか」
A「家?子供?何の話??」
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トランプの化け物(プロフ) - ユルルルークさん» ありがとうございます!!!!これからも頑張ります!! (2018年9月1日 17時) (レス) id: 0c97056075 (このIDを非表示/違反報告)
ユルルルーク - このシリーズめちゃめちゃ面白い!!!!!これからも読まさせていただきます!!!応援してます!!!!!(∩´∀`)∩ガンバレ (2018年9月1日 12時) (レス) id: 648139b792 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トランプの化け物 | 作成日時:2018年7月23日 13時