104話 ページ22
中也はその後、木の根を切り落としていくAをじっと見つめながら再び口を開いた
中也「……なんか意外だな」
A「え？」
中也「手前は、マフィアを嫌ってると思ってたがそうでもねェみたいだ」
A「まぁ、確かに嫌いではないよ、マフィアであっても他より秀逸な点もあるのは事実だからね、だけど……」
Aは最後の木の根に狙いを定めて振り上げた
A「組織の利益のためならどんな事でもするあの人のやり方は嫌いだよ」
グサッ
Aは最後の木の根をおもいッきり切り落し、傾くQの体を受け止めた。
A「よっと、……まぁでも、いろんなやり方があるからなんとも云えないけどね……
さて、この話はおしまい！ここから出よう」
Aはいつも通りの明るい表情に戻った
中也「嗚呼、そうだな、その餓鬼寄越せ。俺が運ぶ」
A「………いや、此処から出るまで私が預かります！」
中也「はァ！？なんでだよ！」
A「なんでって……(この子の寝顔が可愛いからなんて口が裂けても言えない……)
うっかり落としちゃうかもしれないから……かな？」
中也「何で自分で云っといて疑問形なんだよ！それに俺はそんなドジじゃねェ！」
太宰「中也はドジじゃなくてバ・カなんだよ」
中也「んだとゴラァ！？」
A「と、とにかく！外に出るまで私が預かります！」ギュッ
Aは抱えているQを抱き締めた
太宰「あああぁぁぁぁ!!!!!!(Qの顔がAちゃんの胸にぃぃい!!!!なんて羨ましいぃ!!!!)」
A「え、どうした？いきなり叫んで……」
中也「(此奴無意識でやってンのかよ///)」
A「？」
……
暫くするとやっと話が進み、地下室から出るため、階段を登り始めた
前で口喧嘩をしながら進む二人の会話を何となく聞きながらAはQの寝顔を見ていた
A「(可愛いなぁ///………ん？)」
AはQの少し瞼が腫れており、頬には涙痕が残っていたのに気がついた
A「(……いっぱい泣いたんだね…)」
複雑な表情をしたAはQの頭をそっと撫でてた
＿＿＿＿＿＿＿
Aちゃんは子供が大好きなんですw
……
すいません更新遅れました(｡_｡*)
これからも遅くなる事ありますがご了承ください
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トランプの化け物(プロフ) - ユルルルークさん» ありがとうございます!!!!これからも頑張ります!! (2018年9月1日 17時) (
レス) id: 0c97056075 (このIDを非表示/違反報告)
ユルルルーク - このシリーズめちゃめちゃ面白い!!!!!これからも読まさせていただきます!!!応援してます!!!!!(∩´∀｀)∩ｶﾞﾝﾊﾞﾚ (2018年9月1日 12時) (レス) id: 648139b792 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トランプの化け物 | 作成日時：2018年7月23日 13時
