検索窓
今日:10 hit、昨日:7 hit、合計:93,456 hit

101話 ページ19

スタインベック「バカな!こんな奇襲、戦略予測には一言も……」



スタインベックは、予測されていなかった奇襲に混乱しながらも異能を発動させたが


太宰「はい。悪いけどそれ禁止」


と、肩に手を置かれ、手から出てきた木の根は消えてしまった


スタインベック「なっ……異能無効化!?」


A「よそ見しちゃダメだよ」


そして無効化されたスタインベックをAが蹴り飛ばした


ズドォオン!!


スタインベックは吹っ飛んでいった



Aは吹っ飛んでいった方向で気絶しているのを確認したあと、二人の居る方向を見ると



中也「あぁ、最悪だ最悪だ」


太宰「私だって嫌だよ」



と、二人は嫌そうな顔をして睨み合っていた



A「(仲裁に入った方がいいのかな…?)」


そんなことを考えながら二人の所に向かった


太宰「Aちゃん怪我はなかったかい!?」


A「うん、大丈夫」


中也「なかなかいい蹴りをするじゃねェか」


A「ありがとう、まさか中也君が来るとは思わなかったよ」


中也「まァな、それと、呼び捨てで善いて云ッたろ?」


A「いや、殆ど初対面の人を呼び捨てはやっぱり駄目だと思って」


太宰「Aちゃん、いいのだよ、こんな奴蛞蝓で」


中也「余計な事吹き込んでんじゃねぇ!!青鯖野郎!」


と、中也が太宰の胸ぐらを掴み再び言い合いが始まった



A「」



太宰「全く……折角Aちゃんと二人っきりだったのに……ここ数年で最低の一日だよ」


中也「何で俺がこんな奴と……」


と、中也が太宰を睨む



そして、山小屋に入ろうとして太宰と中也は同時にドアノブに手を伸ばした


太宰・中也「……」


再び睨み合う


中也「俺の隣を歩くんじゃねえ」



太宰「中也が私の隣に来たんじゃあないか」



中也「いいか?仕事じゃなきゃ一秒で手前を細切れにしてる。判ったら手前は二米以上離れろ」


太宰「あ そう 私はAちゃんの隣を歩くから、中也は一人寂しく歩いてなよ」



中也「チッ」


中也は小屋の扉を開け、Qが監 禁されているであろう地下室に繋がる扉を見つけた

102話→←100話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
75人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

トランプの化け物(プロフ) - ユルルルークさん» ありがとうございます!!!!これからも頑張ります!! (2018年9月1日 17時) (レス) id: 0c97056075 (このIDを非表示/違反報告)
ユルルルーク - このシリーズめちゃめちゃ面白い!!!!!これからも読まさせていただきます!!!応援してます!!!!!(∩´∀`)∩ガンバレ (2018年9月1日 12時) (レス) id: 648139b792 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:トランプの化け物 | 作成日時:2018年7月23日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。