お前ら、はよ付き合え【風丸一郎太】 (ページ6)

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06 症状恋とサッカーとシスコン病ページ6

「今日の風丸なんかやけに嬉しそうだな」

「まぁなそういえば、円堂ちゃんと勉強してるか？」

「頼む、教えてくれ！補習はいやだ」

「今日は無理だ。
それに、円堂は今教えても途中でサッカーしだして結局は一夜漬けで全教科やるだろ」

「風丸のいう通りだ
円堂…お前は前日に詰め込んだ方がいい」

そう言いながら、鬼道も途中から会話に入ってくる。

「なら俺行ってくる！！また明日な！」

円堂はそういうと、足音をダンダンと鳴らしながらすぐサッカーをしに行ってしまった。

「じゃ、俺も行ってくるか」

「Aに勉強を教えにか？」

俺はなぜこの事をしているのかと思い首を横にして聞いた。

「なんで知ってるんだ？」

「春奈から聞いた。
昨日にAと電話していたみたいだな

おかげで、春奈から俺に勉強を教えて欲しいと言われた。風丸…感謝する」

軽く両肩を掴まれながらお礼を言われた。

「お、おうなら良かったぜ」
　
鬼道って頭いいのに音無の事になると途端にIQさがるよな

「風丸、俺はAのこと応援してるぞ
お前は無自覚だと思うがな」

「勉強のことか？ありがとうな」

鬼道に変な言葉を言われたが気にせず俺はイナンでAに連絡をして迎えに行った。