お前ら、はよ付き合え【風丸一郎太】 (ページ40)

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39 ライン越え2　※ピンク表現注意ページ40

「Aが欲しい…俺に初めてくれるか？」

『初めて？一郎太が初めての恋人だよ』

…うんAはこういう事に無自覚だったな
俺が使う「初めて」の意味を伝えるとAは耳まで真っ赤で動揺している。

「もう食べたいくらいかわいいなぁ
ただ、無理やりにはしない。Aの意見も聞きたい」
俺はAの頭を撫でてなるべく優しい口調で話す。

『わ、私はその……一郎太がいいなら…私の初めてあげ…たいかなぁ……』

「……ありがとうじゃ、少し待っててくれないか？」
俺は、急いで例のモノをイナコクで買った。初めて買ったから少し緊張したがすぐAの部屋へともどった。

『お、お…おかえり…なさい』
あの話をしたせいか、Aは先程から小声で恥ずかしそうで顔はいちごみたいに赤くなっている。

「…途中で嫌だったら言ってくれ俺も初めてだから下手だと思う。だけど、なるべく優しくする…」

『でも一郎太だったら…や、優しくなくても…大丈夫かなって…えへへ』

「本当、我慢してるのに無自覚に人を煽るのが好きだな？もうどうなっても知らない…」

そこで、俺の我慢して我慢していた理性の系が崩れた。
俺はAを思いっきり汚したくなったんだ…

『うっ腰痛いかも』

「すまない…あまりにも気持ち良くて加減できなかった
許してくれ」

こうは言ったが、あの純粋なAが俺の前だけで艶のある声を出して鳴いてくれた時の背徳感…クセになりそうだった。

A…ありがとう