お前ら、はよ付き合え【風丸一郎太】 (ページ35)

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『はぁ〜♪ こたつ最高』

「そろそろ年も明けるな〜
年越しそば作ったが後で食べるか？」

『食べる〜』

現在、午後11時59分。普段ならすでに寝てもいい時間だが後でお参りをしたい為、2人でテレビをみながらごろごろとしている。

『もうカウントダウンだねうーん
年明けた時にジャンプして、地球にいなかったよって自慢できるかな？』

「ふっ小学生みたいだなでもいいぜ
A！」

『わぁ！ちょっと』

俺は、Aをこたつから出して首から背中にかけてと膝裏を持ち上げるように両手で支える。
いわゆるお姫様抱っこをした。

「重いよ？」

『いや、サッカーボールぐらい軽いさそれに』
俺はテレビを見る。

［3 2 1…新年あけましておめでとうございます！！］

「ほら、これで地球にいなかったな
今年もよろしくな A」

『……うん』
Aは控えめな微笑みとろんとした目で見つめてくれる。おそらく眠いんだろうと感じる

「A眠いだろ？寝室向かうぞ」

俺はそのまま抱っこしてベットまで移動した。
この間に、Aはすぐに眠っていた。

「Aおやすみ…蕎麦は明日食べような」

「…おやすみのキスは忘れちゃダメだよな
A大好きだ」

口にキスをした後、俺は証明を消して客室の寝室へと戻った。ほんと…寝顔もかわいいな