空色の魔法瓶 ページ35
「宅配便でーす」
え？宅配便……？
オレそんなの頼んだっけナ、あれ〜〜？
「あのー、前回お頼み頂いた、漫画のお届けですが、マスクさんいらっしゃいますか」
あ、あの『恋する君に油断せず』の三巻ね。
前来なくて枕壊したんだッケ。
「は〜〜い、今行くから、
ちょっと待ってて〜〜ッッ」
オレはドアを開けた。
するとそこにいたのはエンペラーだった。
「は？？エンペラーって宅配便の人？
何やってんの？エンペラー？？」
エンペラーらしき人物は帽子を上げた。
しかし、そいつはエンペラーじゃなかった。
「アンタ、誰だ……？
金ゲソって、エンペラーしか分かんねえ……」
「私は無名の存在です。
漫画ではありませんが、ある物を届けに」
無名の存在。すっごい怪しいケド……
するとそこにはダンボールがあった。
開けてみると、黒色の紅葉が入っていた。
黒色？枯れて、無いよネ……。
「これを頭に乗せてみて下さい」
え〜〜？なんか、怪しくない？
頭に乗せれるほど大きいか？コレ……
まあ、良いか。
なんかのお守り何でしょ〜〜どうせ〜〜
「ふふふ、ふふふふふふ……‼
これで、心を読める空の水も手に入った」
その場には倒れて動かないマスクがいた。
ゲソの色は……真っ白だった。
「あの人が、黒い紅葉を‼
変装していただなんて、そんな……ぁ」
Aはその場に崩れ落ちる。
しかし、目の色は怒りで埋まっていた。
「スカルくんには、死なせない。
絶対に私が庇って見せるっ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ブラックリリー(プロフ) - あー続きが気になりすぎて夜しか眠れん！(ぐがー (2018年3月11日 16時) (
レス) id: decb8c84d9 (このIDを非表示/違反報告)
馬鹿という名の天使(´¶`)(泣) - コメント失礼します。凄くいい作品ですね！物凄く好きです！これからどうなるかと思うと…昼寝ができない((更新頑張ってください！応援してます！ (2018年3月5日 3時) (レス) id: 68bfb945ed (このIDを非表示/違反報告)
カレン - 行き詰まってますか？ (2018年2月15日 5時) (レス) id: d97792638e (このIDを非表示/違反報告)
里葉 - はじめまして！私、この作品好きです！更新頑張ってください☆ (2018年2月4日 15時) (レス) id: f1bb6c3f64 (このIDを非表示/違反報告)
カレン - 更新まだですか？ (2018年2月3日 19時) (レス) id: d97792638e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
