桃色の魔法瓶 ページ34
「そこの君、ちょっと良いかなぁ？」
「おっ、マジで？パーリーのお誘い！
じゃないとそっち行かないけどね。何の用？」
「あぁ、パーリーじゃないけど。
パーリーの様に最初で最後の楽しい事かな」
「マジ？ちょっとそっち行ってみるわ。
靴履いてるからそこで待っててちょん」
金色のゲソ、本名はエンペリウムは仁王立ちでアロハを待っていた。そして、
「やっほー！初対面だけど馴れ馴れしくしちゃうの、オレの癖なんでよろしくね！」
「私はエンペリウム。
君の名前を教えてほしいのだ。アロハか？」
「おおっ、すげえ当たってる！
そうそう、アロハアロハ、イケメンアロハ！」
「そうか。
楽しい事はパーリーだけでは無いのだ」
「じゃあ例えば何がパーリー並みに楽しいってワケ？あんの？そんな物」
不服そうにアロハは手を組む。
エンペリウムは例の黒い紅葉を出した。
「その想像力を膨らませるため、この黒い紅葉を持って来た。これを頭に乗せてくれ」
「えーっ、まじで？
想像力が上がったら何考えようかな」
そんな事をブツブツ言いながら黒い紅葉はアロハの頭の上に乗った。そして、
「ぬあっ、ガッ！痛い痛い痛い痛い！
何これ、頭がだるい、誰か助けて……」
「ふっ、お前も簡単だったな。
さあ、次は空の水だ。……はははははは」
「ま、間に合わなかった……」
目の前には真っ白なゲソのアロハくんが。
私はがっくりと項垂れた。
「神様……自分もだけど、アリエッタ様……どうして、どうして……！！」
「どうして私はこんなに無能何ですか？！」
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ブラックリリー(プロフ) - あー続きが気になりすぎて夜しか眠れん！(ぐがー (2018年3月11日 16時) (
レス) id: decb8c84d9 (このIDを非表示/違反報告)
馬鹿という名の天使(´¶`)(泣) - コメント失礼します。凄くいい作品ですね！物凄く好きです！これからどうなるかと思うと…昼寝ができない((更新頑張ってください！応援してます！ (2018年3月5日 3時) (レス) id: 68bfb945ed (このIDを非表示/違反報告)
カレン - 行き詰まってますか？ (2018年2月15日 5時) (レス) id: d97792638e (このIDを非表示/違反報告)
里葉 - はじめまして！私、この作品好きです！更新頑張ってください☆ (2018年2月4日 15時) (レス) id: f1bb6c3f64 (このIDを非表示/違反報告)
カレン - 更新まだですか？ (2018年2月3日 19時) (レス) id: d97792638e (このIDを非表示/違反報告)
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