シアンガール ページ13
コンコン
ピンクガールが来たその次の日、オレは同じ時間にまた誰かが来るだろうと待っていた。
すると、チャイムでは無くドアを叩く音が聞こえる。田舎らしいやり方だな。
オレはドアを開ける。とそこには水色のゲソを垂らしてゲームをしている女が二人いた。
「何だ、入れ」
「は〜〜いリア充さぁ〜〜ん。
ワタシはマスク先輩に用があるのよ〜〜」
語尾を伸ばしながら、シアンガールは入っていく。そして、マスクを探す様に顔を動かす。
「マスクは今頃二階でゲームをしている。勝手に上がれ、シアンガール」
「二階建ての家とか、リア充ぶってる〜〜
ね〜〜、マルベッコーさん〜〜」
「ね〜〜、ジャージーちゃん〜〜」
会話を聞けば、マスクと喋り方が似ている、と思った。チームメイトだからか。
「A……」
不意にそう呟いてしまう。
片手がブルブル震え出す。胸騒ぎがするのだ。
横に目を向ける。そこには一冊の本が落ちている。少し分厚く、硬い表紙を持つ。
「何だ、これは……」
オレは興味本位で拾う。
その本をペラペラめくって見る。
「こ、こいつは……」
オレやチームメイトと同じ金色のゲソ。しかし女だ、エンペーサーでも無い。
その横にいるのは、プリンツ……！
一体、こいつは誰だ、誰だ……！
オレはまた勢い良く、ちぎる勢いでアルバムのページを捲る。オレの写真もある、
そして、ようやくその事に気づき、驚きと恐怖でアルバムを落としてしまった。
こいつは、オレの……！
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ブラックリリー(プロフ) - あー続きが気になりすぎて夜しか眠れん！(ぐがー (2018年3月11日 16時) (
レス) id: decb8c84d9 (このIDを非表示/違反報告)
馬鹿という名の天使(´¶`)(泣) - コメント失礼します。凄くいい作品ですね！物凄く好きです！これからどうなるかと思うと…昼寝ができない((更新頑張ってください！応援してます！ (2018年3月5日 3時) (レス) id: 68bfb945ed (このIDを非表示/違反報告)
カレン - 行き詰まってますか？ (2018年2月15日 5時) (レス) id: d97792638e (このIDを非表示/違反報告)
里葉 - はじめまして！私、この作品好きです！更新頑張ってください☆ (2018年2月4日 15時) (レス) id: f1bb6c3f64 (このIDを非表示/違反報告)
カレン - 更新まだですか？ (2018年2月3日 19時) (レス) id: d97792638e (このIDを非表示/違反報告)
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