王様に愛された神様 3 (ページ40)

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最後のバトルページ40

すると埋まっていた機械は姿を顕にした。
ドの音をこの空間中に響かせている。

そして、曲が流れ出す。
アオリはそれに乗って歌い出した。

それと同時にリズムに乗りながらグー型の拳のようなパンチが飛んでくる。

……こいつはビバノンとは比じゃない。
こいつを打ち返せば良いのか。

オレはマニューバーで拳を打つ。
そして拳は跳ね返りタコの方の返り討ち。

なんだ、簡単では無いか。
何だったら前のステージの方が難しかった。

スカルとゴーグルも理解し、何も起こらないままタコワサが機械から落ちて来る。

スカルはそれを打ち、タコワサを元の機械へと戻す。これを３回やれば良いのか？

と言う事はこれは１回目。
あと二回やれば、Aが戻ってくる。

『ゴメンネ、今そっち行くから。
待っててちょ〜〜』

ホタルの声がする。
そっちに行く、と言う事は既にいるのか？

そして、沢山のパンチを打ち返し、見事楽勝に２回目を突破する事が出来た。

ゴーグルとスカルは余裕そうな顔をしている。
もちろんオレも余裕だ。

すると上空の方で音がする。
ヘリコプター？いや、違う。トラックだ。

ヘリコプターの様に羽根の付いたトラック。
そこの窓からはホタルが姿を見せる。

その服はいつもと違い、アイドル衣装だ。
ホタルはトラックの上に立った。そしてーー

パシンッ！！と言う音と共にアオリにかけさせているサングラスを見事なスプラチャージャーらしきブキで打ち抜いた。

「あデ⁉あ……れ？」

あのサングラスが、やはりアオリを洗脳……していたのか。ならばライダーも……？