王様に愛された神様 3 (ページ36)

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最終必殺を！ページ36

スカルはそれをスレスレで避ける。
彼は息を切らし、ぐったりとしている。

「はぁっ、はぁっ、はあ……」

そして、しばらくが経ち、やっとの思いでタコ達を全員撃ち抜く。やがてタコ足が現れる。

スカルは自分の今残っている体力を出来る限り出して、タコ足に攻撃する。

「くそっ、耐久性が高い……」

すると、タコ足がぬめりと動く。これは、時間が経つとタコの体力が回復し、大きな爆発を起こすと言う技術だった。

このままでは、スカルは吹き飛ぶ。
そして、死んでしまうだろう。

その間ゴーグルは、自身のブキで床を塗っていた。しかし顔は真剣だ。

そして、彼の頭がきらりと光る。
その後にスカルの方を振り向いた。

「スカル……今行くからッ」

「！！駄目だ、それだとお前も……ぐっ」

ゴーグルはスカルの所へ飛んだ。飛んでいる間、何かに構えている。それは、

「スペシャルウェポン……」

下の方に渦のマークが出来る。
スカルは察して、下の方を向いた。

「スーパーチャクチ！！」

ドカン！！と爆発音の様な音が響く。タコ足は見事に倒され、ビバノンもやられた。

真ん中にはデンチナマズがある。
辺り一面は青紫色になっていた。

ゴーグルはバリアを壊し、デンチナマズを抱えながら、にっこりと笑い、

「やったね、スカル！
あ、そうだ。エンペラー助けよう」

と言い、エンペラーの方に駆け寄った。