王様に愛された神様 3 (ページ4)

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余裕ぶった顔ページ4

倒れたAの身体はどんどん紫色のインクで染まっていった。一方、エンペラー達はーー

「おいっ、Aは何処だ⁉
さっきから誰かがいないと思ったら、まさか」

「あ、あの時確かぁ……」

アロハは、何か人が倒れた音がしたと言う説明をすると、エンペラーは頭を抱えて言う。

「それだ。A、すまなかった、今行く。
お前らはタコを倒してデンチナマズを取れ」

そうして、凄い速さでエンペラーは走って、アロハが言った「音」のする方へと行った。

案の定、そこには紫色に染まったAと、それを見て笑うオクタリアンがいた。

「ちっ、この雑魚共め」

エンペラーは不機嫌そうに呟き、オクタリアン達を２秒で全滅させたのだ。

そして、その打ちを避けていた、デラタコゾネスがいた。そいつはバケツを持っている。

「お前、Aに何をした、言え」

「あァン、あの子ォ？ナンカァ、いんく当てタラスゥグ倒れてェ、もっと殺っちゃった♡」

「……るな」

「ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな‼‼」

エンペラーはデラタコゾネスを殴る。
デラタコゾネスは血を吐き、その場に座り込む

「イヤンッ、あたしを殺ったらショーグン様とアオリチャン、ライダークンに怒られるッ」

「ライダー……？」

「アッ、いけないッ。
じゃ、ジャーね‼クスクスクスっ」

「(ライダー、かつてオレが戦った事のある黄緑のボーイ。あいつ、まさか……！)」