王様に愛された神様 3 (ページ15)

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久し振りの私ページ15

「おぉっと？そこのタコの姿した私？
弱いんだったら私じゃないんだ。じゃあ、本気で勝負するから。ゴーグル、後ろにいな」

「？？？な、何が起きてるのぉー？
あ、マスク！Aちゃんが、変に……」

「は〜〜？お前何言って……ほんとだ。
デュフ〜〜⁉なんでぇぇえぇええ⁉」

オレが今目に写っているのは、とんでもない物。それはね、Aちゃんが戦ってるとこ

すっごく強いの！
エンペラーが使ってたブキを使って、タコの方のAをめためたにしてる！

本当はAちゃん、強いんだなぁ
隠れたさいのーってやつ？

「うっ……かはっ、降参だ。
お前はそんなに強かったとは……」

そして、タコはぱーんって消えちゃった。
あれ、Aちゃんなんか呟いてる。

「ごめんなさい、インクが無くなっちゃって。
また口から入れるしか出来ないのでっ……」

「ねーねー、タンクの中にインクを直接入れるなら、オレでも出来るよ？」

「……タンクの中に入れても、私の場合ブキと連動してくれないので、駄目なんです……」

まいったなぁ……。
口から入れるのは、恥ずかしいよなあ。

でも、それ以外方法が無いのかぁ。
うーん、うーん……

あ、そうだ！それがいいよ！

「Aちゃん、ブキ貸して！」

「え、あぁ、はい。どうぞ」

オレは自分のインクのところに潜る。
そして、勢い良く中から出る。

「はい、インクが十分に入ったマニューバー！
これ持って、インクの色青なんだけど」

「わぁ、ありがとうございます！」