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2話 ページ4

教室に入る。そこではやはり争いが起きていた。


「テメェなんかこのクラスにいるべきじゃねーよ」
「そーだよ、さっさと死んじまえ」

制服から見てAクラス。そして虐められているのはCクラスの迷える仔羊ね。可哀想に。


「──ねぇ、Aクラスの小泉さん、鈴木さん?」

私が少し呟くと、二人はすぐに私の方を向き、作られた笑顔で「何でしょうか」と言う。

「ちょっと貴方達気に入らないのよ。今すぐCランクに降格よ、さあ、制服を着替えて来て?」


二人の顔がひきつる。すると、私の大切な従者、宝華 美春が現れた。その手にはCランクの制服が。

「そ、そんな!すみません、女王様!!」

「私達何でもしますからぁぁぁぁぁっ、お願いですぅっ、降格だけは無しにしてくださいィッ」


美春とSSランクの下僕が二人を更衣室に連れて行く。私はそれを微笑ましく見ていた。

「あの──ありがとうございました」

「いいえ、貴方は悪い事をしていない。それに、あの子達も貴方と同じになる。もうこれで辛くないわ」

彼女は泣きながら礼を言い、席についた。


たまには白い女王様にならないとね♪

────

ランチを食べる準備をする。すると隣に大輔が寄ってきた。

「何よ」

「親愛なるクイーン様♪ランチを一緒にいかが?」

「その言い方はやめなさい」

「もう、冷たくなっちゃって。ホントは嬉しいくせに」

頬を赤く染め、大輔から少し離れる。


「まあ、あれが噂の『女王と騎士』のカップルね」
「お似合いだわ。私なんかじゃ敵いもしない」

「大輔様ほどとは言わないけど、誰かイケメンが白馬に乗って私を迎えに来てくれないかしら〜」

SSランクの上流階級の者がヒソヒソと話す。


ここは桜国とSSランクの者だけが使える『クリスタルガーデン』と言う場所だ。

ガラスで張られた広大な空間でランチを食べるのだ。まあ、桜国の人には専用ルームもあるんだけど。


ウェイトレスが運んでくれた鶏肉のステーキを口に運び、頬を緩ませた。

桜国の両親→←【魔女編】1話



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水彩さん(プロフ) - 新垣好き。顔面も性格もめっちゃくちゃ好み。白髪に赤い目はマジで最強だと思う。無気力に目を細めてるの可愛い。 (2023年2月5日 16時) (レス) id: 4cafde4cc5 (このIDを非表示/違反報告)
♡may♡ - 智子ちゃんなに考えてるか分からなくて怖い笑(でもそこが良い) 北桜姉妹好きだ〜〜 (2023年2月5日 12時) (レス) @page48 id: 36194cd75e (このIDを非表示/違反報告)
JJ(プロフ) - めっちゃ面白い!大好きな作品です みんなキャラが立ってるし、設定も凝ってて何度も読み返したくなります!主人公のカリスマ悪女っぷりが最高💖占ツクにこういうオリジナル作品もっと増えてほしい⋯⋯ 推しは瑠華様、美春さん、姫香ちゃんです! (2023年2月4日 17時) (レス) id: 4ba4d42a9b (このIDを非表示/違反報告)
- 面白かったです!! (2022年1月10日 13時) (レス) id: 7670bcb048 (このIDを非表示/違反報告)
ただの森(プロフ) - ららちゃんがすこ・・・((( (2019年3月22日 17時) (レス) id: e652f182c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はるやん | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年2月24日 18時

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