11話・羽 ページ14
マスターに無事に帰ってこいと言われ真朱を任せたと返し家を出る
青霧と月切の武器、双銃と双剣を入れた鞄を肩に掛け空へ飛び上がる
真上に飛び上がり2人を探すが残念な事に翠葉と違って俺は視力が良くない...こういう時は勘だ
頼むから当たってくれよ...!
勘に従い歩くように飛んでいる時
ふと、人が目に入る
そういえば何故か分からないが空を飛んでいても騒がれることはない
人が空飛んでたら軽く怪奇現象だと思うんだがなぁ?
まぁそんなことは良い
少しずつ降下し辺りを見回すと運が良いことに青霧と月切をみつけた
勘が当たってくれて助かった
「おーい、武器持ってきたぞー」
やる気無さそうに声をかける。やる気が無いわけじゃない。これがデフォルト表にでないだけ。
「お、ありがと!急に家出てってごめんな」
「ったく、まぁ叱るのは俺じゃねぇ
帰ってからたんまりと怒られろ」
俺は地に降り2人に武器を渡す、といっても鞄の中に入れたままだがな
3人で帰ろうとした時傍らに何かが落ちた
しゃがみこみよく見てみるとそれは花のついた笹の船
翠葉のものかなと当たりをつけ拾い上げる
すると拾うまで気付かなかったが紙がのせられていた
「紙?」
不思議そうに俺が呟くと青霧と月切が俺の手元を覗き込む
俺が紙を開くとそこに書かれていたのは
真朱を襲った犯人らしき奴が家を襲ったこと
戦ってる最中だから出来るだけ早く帰ってきて欲しいこと
そこまで読むと俺は青霧と月切に急いで家に帰るよう伝え空へ飛び上がる
急げ、急げ、急げよ!もっと早く...!
青霧と月切を探していた時とは比べ物にならないスピードで空を駆ける
すぐに家が見えてきた
それと同時に屋上戦いを繰り広げている翠葉と白藍も
俺はすぐに屋上へ降り立ちワイヤーフックを装備して戦いに加わる
俺はどちらかというと足留めや拘束のサポート型
すぐさま拘束しようとワイヤーを操る
何回か避けられたが白藍が攻撃したタイミングに
ワイヤーで相手の足をもつれさせそこから腕と足を拘束する
「捕まえた!翠葉!白藍!」
ワイヤーで拘束を続けるだけだ
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月見ノ(プロフ) - Gingerさん» わざわざありがとうこざいます、メンバーは6人になる予定です!これからもよろしくおねがいします! (2017年7月6日 22時) (レス) id: 27b064b5c3 (このIDを非表示/違反報告)
Ginger - Incredibile!Divertente!(凄い!面白い!ってことです) (2017年7月6日 15時) (レス) id: bc44d2c5f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よっけおる x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年7月3日 21時