21話・月 ページ24
青が来ないとかえー…えー…
「なんか萎えちゃったかもしんない、俺」
「あ、まじ?じゃ俺が月切のクッキー食っとくわ」
「それはだめっ!!」
斗羽の手に握られたクッキーをつまみ食べる、相変わらず格別の美味さ
「俺、クッキーのために生きてんのかもしれない…」
「わかったからさっさと他のメンバー呼んでこい」
「え、何でそんな冷たいの…」
みどはを屋上から引っ張って、ましゅを下から連れてきて、マスターを呼んだ
「ねぇ、月切くん」
「どうしたんですか?マスター」
「…あまり飲み込まれないようにね。」
「んー…ま、念頭に置いときます」
そんなに心配かけただろうか、今日のためにいっぱいいっぱい考えたもんね
風邪の時に能力を制御出来なくなるのと同じ
感情に飲み込まれると能力は暴走しがちだ
「さー、会議しよー!」
勢い余ってドアがガンッと音を立てる
「ツックーうるさい」
「あ、ごめんなさい」
すうっと息を吸い込む、女の子のために結構考えてきたんだから
「…早速なんだけどね」
とりあえず両親は別々に殺す、まずは母親からだ
「マスターは呼び出しをお願いします」
「わかったわ」
「みどはー、能力で対象者に植物を植え付けて水分を吸い取ることって出来たりする?」
「わからないな、やったことないから」
「それもそうか、まぁやってみて、吸い取れなくてもいいから血が流れる程度に植物植えといて
精神ダメージ作りたい
斗羽はワイヤーで拘束、ましゅはぼーっとする感じの毒の液体を用意しておいて、あとじわじわくる毒も、
水分なかったら飲みたいとおもうんだよね」
「すっごく抽象的だね、言いたいことはわかるからやってみるけど、効果の時間とか考えてる?」
「理想の流れはー、マスターが連れてきて、斗羽で拘束、みどはで精神ダメージを削ってあわよくば水を飲みやすくする、んでましゅの衰弱で能力効きやすくして記憶改変、そのあと放置で毒で殺る気」
「じゃ、毒は結構まわりが遅くていいんだね」
「え、飲まない場合はどうするの?」
「飲むでしょ、一切食べ物あげないし」
「わ、鬼〜」
「俺の能力で1週間くらいは閉じ込められるしね
で、藍くんはましゅの毒が効き出したら記憶改変しちゃって女の子の記憶を押し込める?」
「了解、ツックーは何するの?」
「俺はなんにもしないよ、でも父親の時は1人でやらせてくんない?」
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月見ノ(プロフ) - Gingerさん» わざわざありがとうこざいます、メンバーは6人になる予定です!これからもよろしくおねがいします! (2017年7月6日 22時) (レス) id: 27b064b5c3 (このIDを非表示/違反報告)
Ginger - Incredibile!Divertente!(凄い!面白い!ってことです) (2017年7月6日 15時) (レス) id: bc44d2c5f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よっけおる x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年7月3日 21時