ホントにすべきこと (ページ9)

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「おう、ビビってんじゃねーぞ銀狼！俺ならもう駆けつけてるぜ」

銀狼が言うにはこの茶髪の人がコハクの言っていたクロムというやつなのだろう

クロム「よぅ！俺はクロムやべーほど頭の切れる天才妖術使いだ！！」

千空は心底めんどくさそうな顔をしていた

正直かくいう私も大丈夫か？こんなやつと思っている

クロム「セッッコい妖術にビビってんじゃねぇぞ金狼銀狼！こんなもんはよ、木炭のあくからいくらでも出来んだよ！」

その言葉に千空は目の色を少し変えた
聞いている限り金狼は根っからのルールマンで銀狼は自分の欲に正直なのだろう…こんな男どもでよく成り立っていると不思議に感じたことは内緒だ

金狼「何をしに来た。俺はクロム貴様の怪しげな妖術とやらに頼る気はない！」

クロム「かまいやしねー好きにしな」

「だがなここだけは譲れねー妖術なら負けねぇ！手ぇ出すんじゃねーぞ！」

千空とクロムの間で火花が散っている
私的には千空が勝つ未来が見えるが、原始の民も侮ってはいけないから始まる前は五分五分かなーなんて思っていた。そう、始まる前は

クロムが村を巻き込んでしまうからと村から離れたところに来た

クロムが最初に私たちに妖術として見せてくれたのは
レインボーブリッジならぬ炎色反応だった

銀狼「急に炎が黄色に…なぜ！？」

そこから青や緑、紫に炎は変化した

『すごいこれが妖術』

千空「何がレインボーブリッジだフッツ〜〜～の炎色反応じゃねぇか」

それからクロムは千空の凄さに焦ったのか、硫黄の玉を出し静電気を起こして見せたが、その倍の静電気を千空が見せたせいでクロムが感電したみたいになっていた。

「大人気ねぇ」と口からついこぼしてしまったが
千空に頬を引っ張られる程度で抑えてもらった
普通にいたい

クロムが最後の勝負に暗算を千空に仕掛けた
可哀想に千空に理数系で勝てるわけないのに
まあ予想通りクロムが負けて千空が科学倉庫＆クロ厶をゲットした。

科学倉庫を手に入れた千空は中に入ってクロムと石の話ばかりしていた。そんな話にちんぷんかんぷんな私やコハクは外に出た。
コハクは姉にお湯を届けに行ってしまい、1人で暇をしていた

しばらくして何かを持って出てきた千空とクロム

A「そのいかにもなそれはなにかするのか？」

千空「ああ、まあ見とけ」