第6話! ページ10
Aside ※お風呂シーンカットです
今日は色々ありましたわね。少し疲れましたわ…
A「りりぃ、そろそろ寝ますわね」
りりぃ「うん、僕も寝るー」
A「おやすみ」
りりぃ「おやすみ〜」
りりぃが部屋を出て行ったあと電気を消す。カタッ…いま音がなりましたの?
A「なんの音…ですの?」
き、気のせいですの?でも
A「後ろの方から視線…?」
私、いつも見られてるだけあって視線には敏感ですのよ。この感覚、見られてる。りりぃならこの正体が分かるかも知れませんわ
A「…っ!ドアがあかない?」
これはもしかして
A「変身」
妖魔かもしれない
A「ここにいるのは分かってるんですわ!姿を表しなさい!」
?「ふふ…バレちゃうなんて、貴方やっぱり凄い子なのね」
A「だ、誰ですの!?人の家に忍び込んで…やっぱり妖魔ですの?」
?「ふーん妖魔ねぇ。貴方なんにも知らないのね。私妖魔じゃないのよ。」
A「じゃあ、一体なにもの?」
?「教えなーいって思ったけど、貴方本当に何も知らなくて可愛そうだから教えてあげるわね。貴方達の世界で言うところの悪魔よ」
A「悪魔…?」
?「あら?貴方知らないの?」
A「っ!知らなくて悪いですの?」
?「ふふふ。怒らないで。知らないなんて今まで見た中で初めてよ。そうねぇ…人をさらって妖魔界と取引をするのが私の役目よ」
A「人を攫う…それに妖魔界にいくの?」
?「そうよ。今までバレたこと無かったのに…貴方、知らない方が得だったのよ。なのに…あ、1人だけいたわ。確か黒髪おさげの可愛い子」
A「知らない方が得だった?私攫われるとこだったんですの?」
?「そうよ。その子も何か書き込もうとしてたから、紙を血で染めて消しちゃった。貴方と一緒に妖魔界に送ろうと思ってここに魂を閉じ込めてあるの」
A「魂?」
?「妖魔界に肉体で行けると思ってたの?魂を抜いてするのよ?魂抜いたら数日で肉体は完全に死ぬんだけど、意識はこっちにあるから安心して?」
ドンドンドンドンドンとドアが凄い勢いで叩かれる
りりぃ「A!A!そこにいるの!?ドア開けて!」
?「あら、面倒なのが来ちゃった…今日の所は引き上げるしかないわね…」
A「あ、待つのですわ!」
私が言い終わる前に消えてしまった
りりぃ「はぁ、はぁ、A、大丈夫?」
私は力が入らず座り込んでしまった
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更新遅れてすいません。そしてシリアスに走っててすいません
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作者名:suflk♪ | 作成日時:2018年10月25日 18時