第2話! ページ5
Aside
A「あ、貴方は一体?」
りりぃ「僕はりりぃ。魔法少女の契約主なんだ!それより〜魔法少女になって見ない?」
A「ま、魔法少女!?」
りりぃ「うん、そうだよ?」
A「魔法少女って?」
りりぃ「え、アニメとかで見た事ない?女の子が変身して悪者と戦うやつ」
A「アニメなんて見たことありませんわ」
…いつも国会中継とニュースしか見ること許されていませんもの
りりぃ「えぇー!びっくり!めっずらしいー!」
りりぃと名乗った少女が物珍しそうにこちらを見てきますわ…
A「そんなにですの?」
りりぃ「うん。すっごく」
A「うぅ…」
なんだろう…すっごく悔しいですわ…
りりぃ「えっと話戻していい?」
A「そうですわね、魔法少女?の話でしたわね」
りりぃ「そうそう!魔法少女!ねぇねぇ〜なって見ない?」
身を乗り出しで聞いてこられても…私、分かりませんわ
A「その、魔法少女って何ですの?」
りりぃ「魔法少女ってのはね〜不思議な力を使って悪と戦う、女の子のことだよ〜」
A「悪い人と、ですの?」
りりぃ「正確に言うと人じゃないかな」
A「人以外にいるんですの?」
りりぃ「そう。最近この街に妖魔っていうモンスターがでるの」
A「ようま?もんすたー?」
りりぃ「うん、そう。ほら、覚えのないミスとか、道で迷子になったりとか、ない?」
A「ありますわ。それがようま?のせいですの?」
りりぃ「正解!しかもそれに人は気づけない。妖魔はそのまま人を攫って魔界に送り込んだりするの」
A「送り込まれた人はどうなるんですの?」
りりぃ「死ぬより酷い目にあわされる。襲われたり、惨殺されたり、良くて肉体労働とか。」
A「そんな…酷い…」
りりぃ「そこで!僕と契約して、魔法少女になって見ない?そうすればそういう人が救われる」
A「私でいいんですの?」
りりぃ「Aがいいから言ってるの」
A「分かりましたわ!やってやりますわ!」
りりぃ「そ〜そ〜その意気その意気!」
A「私、魔法少女になりますわ!」
りりぃ「今なら…手を出して?」
私がすっと手を差し出すと
A「熱っ」
りりぃの周りに光が溢れるのが見え
りりぃ「貴方にこの力を授けます」
私は魔法少女になったのですわ
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やっとAちゃん魔法少女になってくれた…
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作者名:suflk♪ | 作成日時:2018年10月25日 18時