45: ねぇ神様 ページ47
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「なに....言って、冗談…」
頭が真っ白になって、なにも文章にできない。
上手くまとまらない頭で必死に言葉を出す。
それでも上手くでてこなくて、
頭の悪い私の脳はパンク寸前までいった。
涙が無条件に溜まるのが分かった。
慧「.......A、お願い聞いて…」
縋り付くような声。
その声に私は無意識のうちに頷いていた。
視界がだんだんぼやける。
声が出なくて、絞り出そうとしても出ない。
息が苦しくなって、心臓が痛い。
有岡 "ははっ、いのちゃんは処女嫌いだったっけ?俺はけっこー好きなんだけどね"
慧 "嫌い…って訳じゃねーけど"
喉がヒュッて音を鳴らした。
春の嫌な思い出フラッシュバックする。
それを紛らわせる為に、慧が戸惑って切り出せない間に私は線香花火に火をつけた。
花火は怖いくらい綺麗だった。
綺麗に、美しく火花を散らした。
慧「俺、昨日……」
突然、慧が話し始めた。
ゴクリ、と唾を飲んで話を聞く。
一音一句、ちゃんと聞く為に。
聞き逃しちゃいけないと思ったから。
慧「大ちゃん達に酒、結構勧められちゃってさ。気づいたらベロンベロンだった。…飲まないように、気をつけてたんだけど」
「......うん」
慧「それで、女が俺のこと空いてる部屋に運んでくれたみたいで。そこまでは覚えてるんだけど」
「...うん、」
慧「今日の朝、起きたら女が隣で寝てて。同じ布団で。それで…」
口籠ったのが分かった。
多分、腰が痛かったとか2人して服を着てなかったとか女の子がなんか言ってきたとか。
怖いくらい冷静で察した自分が嫌だった。
慧は…処女な私がメンドくさかったのかな、
考えても考えても、分からないの。
誰か助けてほしい、私を救い出してほしい。
ねぇ神様。
なんで貴方はこんなに残酷なことをするの?
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有岡大貴
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山田なお(プロフ) - らぴちゃん!冬眠して、ひと回りもふた回りも大きくなって帰ってきてねw本当!本当!!うん!らぴちゃんと繋がれるなら全然OKだよ!! (2018年2月17日 2時) (レス) id: ca49053d2b (このIDを非表示/違反報告)
る り 岡 .。(プロフ) - めちゃめちゃ公開してほしいです!!最近魅惑の赤い糸不足すぎてしんどいです、(笑)ぜひお願いします! (2018年2月16日 1時) (レス) id: 904e54e814 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - いつも読んでます!応援してます頑張ってください! (2018年2月16日 0時) (レス) id: 9fa14edf00 (このIDを非表示/違反報告)
らぴ(プロフ) - 山田なおさん» なおちゃん!冬眠中…って感じだなぁ(笑) ほんと?嬉しいなぁ!Twitterの垢見つけたいな…よかったら教えてね! (2018年2月16日 0時) (レス) id: aba21c5a3b (このIDを非表示/違反報告)
らぴ(プロフ) - 葵さん» 全て…!いやいや、お恥ずかしい…ありがとうございます!好きなんて照れちゃいますね…ありがとうございます! (2018年2月16日 0時) (レス) id: aba21c5a3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らぴ | 作成日時:2017年12月6日 23時