検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:327,159 hit

33: ズッキューン! ページ35

.



有岡「ん、」





シートに座って自分の隣をポンポンって叩く。
少し迷ったけど、ゆっくりと座った。

溶け始めてるかき氷を口に運ぶ。



ジュワァ、って広がる青リンゴの味にふと微笑みが溢れた。

メジャーではない味だけど、流石海の家。
青リンゴのかき氷まで用意してあって…満足。















「ん〜、おいひぃ…、」

有岡「......っぷ」

「…む、なんで笑うんですか!」





こっちを見てニコニコって手をグーにして口元に持っていく。
目元にシワがよってすごい…幼い。


でも、笑われたことが恥ずかしくて。

少し反抗した言い方をして返答した。

















有岡「だってAちゃん、すっげぇ美味しそうに食べてるんだもん…これかき氷なのに。
.....そんな姿みたら、かわいいなぁって思って」

「なっ…!からかってるんですか!」


有岡「俺さ、美味しそうに食べる子好きなの」






ズッキューン!
ってエンジェルさんが心を撃ち抜いた音をした。


なんか今日…危ない香りがする?
いつにも増してキュンキュンさせにくるような?

でも、合宿だから大貴くんもハッチャケてるのかなって思って自己解決。








やっぱり、私に"特別"だとは思うけど、大貴くんが私のこと好きっていうのは自意識過剰。












やっぱりさっきはどうかしてた。


昨日部屋に来たのは、たまたま。
匂いが強いのは、たまたま。

大貴くんが私を好きなんて…やっぱり見当違いだ。




夏の海で、気持ちが舞い上がってるんだ、
大貴くんは。











かき氷を食べたら頭が冷えた。
私の考え過ぎだね、大貴くんはそんな人じゃない。


......だってスーパーマンだもん。

















大貴くんはずっとそうであって欲しかった。


私たちを引き裂くために、好きでもない女の人と体を合わせたなんて……知りたくない。


.

34: 決まってないもん→←32: 私の特等席


ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーメンバー

有岡大貴


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (546 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1681人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

山田なお(プロフ) - らぴちゃん!冬眠して、ひと回りもふた回りも大きくなって帰ってきてねw本当!本当!!うん!らぴちゃんと繋がれるなら全然OKだよ!! (2018年2月17日 2時) (レス) id: ca49053d2b (このIDを非表示/違反報告)
る り 岡 .。(プロフ) - めちゃめちゃ公開してほしいです!!最近魅惑の赤い糸不足すぎてしんどいです、(笑)ぜひお願いします! (2018年2月16日 1時) (レス) id: 904e54e814 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いつも読んでます!応援してます頑張ってください! (2018年2月16日 0時) (レス) id: 9fa14edf00 (このIDを非表示/違反報告)
らぴ(プロフ) - 山田なおさん» なおちゃん!冬眠中…って感じだなぁ(笑) ほんと?嬉しいなぁ!Twitterの垢見つけたいな…よかったら教えてね! (2018年2月16日 0時) (レス) id: aba21c5a3b (このIDを非表示/違反報告)
らぴ(プロフ) - 葵さん» 全て…!いやいや、お恥ずかしい…ありがとうございます!好きなんて照れちゃいますね…ありがとうございます! (2018年2月16日 0時) (レス) id: aba21c5a3b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:らぴ | 作成日時:2017年12月6日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。