魅惑の赤い糸＊Summer (Daiki.A)

24: あの女に ページ26

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有岡「.......マジ？」

「ふふ、まじ！今は気分ルンルンだからね！」





「いのちゃんとキスしたから？」なんて、聞く勇気は俺にはない。
嬉しいのにフツフツと苛立ちが湧いてきた。

急に何かに気づいたAちゃんは慌て始めた。












「どーしよう！慧、待たせてるんだった。
ごめんね、大貴くん！私、もう行かないと」


有岡「あ、ごめんね。引き止めちゃって。
それじゃ、また明日ね。おやすみなさい」





自分の部屋の方向に走る姿は、危なっかしい。

可愛いと思う反面、恨めしい。
もっと可愛い顔をいのちゃんに見せてるわけ？





あー....考えてるだけでムカつく。


俺は懐から携帯を出して【あの女】に電話をかけた。
嫌いで下品な【あの女】に。





















有岡「今日ヒマ？やって欲しいことあんだけど。
そうそう、前言ってたアレ。

…は？ま、いいけど。ちゃんとやんだろーな？」





いのちゃんの元カノの下品な女。
Aちゃんからは想像もつかない女だった。

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有岡大貴

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