臆病悪魔と愉快な我々たち (ページ3)

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sya「は？どういう意味や、差し置いてって…」

「麗しのアメリ会長をガールフレンドにするのはこの僕だ！！」

やっぱりクズさんはただのクズさんでしたーーッ！！

sya「………は？いやちょっとなんの話？」

ut「彼女には僕のような優秀な悪魔がふさわしいんだ」

「抜け駆けしようたってそうはいかないぞ」

「いいか！この学園の美しい女性は全員僕のものだからな！」

「お前は帰ってギャルゲーしながら1人で喋ってろ！」

クズさん、後ろの女の人の圧に気づいて！気づけーッ！！ボコボコにされちゃいますよー！

〜数分後〜

ああ…ボコボコにされちゃった……

sya「欲望に忠実にも程があるやろ…」

「ったく…アホに絡まれて時間ムダにしてもーた」

sya「はよ生徒会に入るための計画練らんとな…」

『あの、大丈夫ですか？手、貸しましょうか？』

sya「ええよ、そんな奴に手貸さんでも」

「はよ行こか」

『は、はい！』

ut「ねぇ、ちょっ…まってシャオちゃん達、助けてってよ…ねぇ…！」

本当に助けなくてもいいのかな…？心配だな…

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結局Aが助けてあげた。

ut「…実績づくり？」

sya「おう、俺らが生徒会にふさわしい人材ってことを証明するためのな」

「同級生にもっとヤベェ奴おるし」

「俺らももっと存在をアピールせな！」

『普通に、直接会長に「入れて下さい」って言うんじゃダメなんですか？』

なんでそんな回りくどいことを…？

───聞こうと思ったけど、この人はもう自分の世界に入ってしまっていた…

ut「ああダメだ、妄想タイム始まった」

しかも、よくあることなんですね…

sya「そうや！まだ名前聞いとらんかったわ！」

「君って言い続けるのも変やし、名前教えてや！」

『確かに、自己紹介がまだでしたね』

『えっと…私はフェイハイト・Aって言います』

sya「俺シャオロン！で、こっちが大先生！」

ut「その紹介じゃ、僕の名前わからんまんまやんか！」

「僕のことは大先生じゃなくて、ウツでいいからね！？」

『はい、シャオロン君とウツ君……でいいですかね？よろしくお願いします！』

シャオロン君とウツ君…か……仲良くなれるといいなぁ…私、人付き合い向いてないから。

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誤字脱字してるかもですが、ド深夜に書いたので勘弁して下さい…