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降谷 side









「どうぞ、薄めたので飲みやすいと思います」




キッチンでお酒にバレない程度の少量のでも確実に聞き出せるほどの量の自白剤を入れて置いた。







自白剤を入れなくても両親のことを少し話してくれたんだ、簡単に聞き出せるだろうと、




俺のことを受け入れて話してくれたのだろうか、

すこし、嬉しいと感じたことはきっと彼女が泣きそうなほど悲しそうな顔をしていたからだ





同情、、というやつか







『安室さん、なんかすごい酔ってる気がするですけど』







「え、薄めたはずなんですが、すいません

少し、お話をしますか?Aさんさっきすごく悲しそうな顔をしてたので」






そういうと、閉じかけてた目が少し開いた






『わ、たしは物心着いた時からあの組織にいたんです』






「っ!?」



物心着いた時、、、から?





子供が物心が着くのはだいたい4歳頃









彼女は4歳から黒にいたというのか?




生まれた時から黒の世界で生きていた、、、のか?









『私を育ててくれたのはベルモットでした。
母のように愛してくれた、と思います。

母の愛がどんなのかわからないですけどね(微笑)』






Aの過去をもっと知りたい、でもまだだ。





「Aさんはどうして黒の組織を抜け出さなかったんです? 子供が見るには辛いこともあるでしょう?」





『黒の組織がなにをやっていたのかを知ったのは私が高校生の時です。コードネームを貰ったのもその時。』







財前 Aが黒の組織に潜入してるという考えはどうやらハズレ、








彼女も結局は黒、、、か








『ねぇ、安室さん教えて?
組織が悪いことをしてるのはしってますけどなにをしてるのかまでは知らないの。』





は?

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作者名:れもねーど | 作成日時:2019年10月8日 16時

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