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次の日ちゃんと一限に間に合うように学校を出た。
家が近いから廉と一緒に行こうと思い探していると今日は会いたくないと思っていた人に会ってしまった。
「 なぁ紫耀〜今日放課後カラオケ行かね?」
「 面倒くせえし俺はパス。」
「 つれねぇなぁ〜ほんと」
友達と歩いてる紫耀先輩。
いつもの朝なら私はその日1日頑張れる!って勢いで喜んでいたのに今日は違う。
あんな場面を目の当たりにしてしまったからちゃんと顔すら見れなかった。
「 何ぼーっと歩いてんねん。」
後ろから廉が歩いてきたことによって気持ちが少し軽くなった。
廉が前にいた先輩に気づいた。
「 あ、あれ平野とかいうやつやろ。結構やばいらしいで。」
「 何が?」
「 冷めてるように見えて裏では女を取っ替え引っ替えして遊んでるって。まぁ顔かっこええし女が寄ってくるんやろなあー」
やっぱり昨日の人は彼女ではなく遊び相手だったのか。しかし授業中であれ保健室とか誰がいるかもわからないところでやめてほしい。実際に私はいたしその私は先輩のことが好きなのだから。
「ふーん。そーなんだ。別に興味ないけど。」
廉にはバレたくなくて何も知らないふりをして学校に向かった。
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かなと - 編集画面の関連キーワード設定の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月26日 0時) (レス) id: 754d6c739e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あや | 作成日時:2019年5月26日 0時