【APH】君が好き【アルフレッド･F･ジョーンズ】

兄妹でも言葉は ページ10

ポチくんの散歩が終わり、家に帰ると2人はゲームをやっていた。




日「おや、楽しそうですね」




米「菊！おかえりなんだぞ！ゲームは楽しかったぞ。けどA弱すぎだぞw」




「貴方が強すぎなんです！それに私は余りゲームをしないんです」




確かに、私とAはテレビゲームをしませんね。
やると言ったら、囲碁か将棋…オセロですかね。




米「俺が教えてあげようか？」





「お気持ちだけで十分です。……そろそろお昼作りますので失礼します」




そう言い、そそくさとAは台所に向かった。




日「ふふっ……私も座るとしますか」




と言い空いてる座布団の上にゆっくり腰を下ろした。




日「Aと2人きりでしたが、どうでした？」




米「そりゃ幸せだったぞ！」




相変わらずな対応なのに、アルフレッドさんはそれでも幸せなのですね。




米「菊とAは兄妹なのになんか似てない部分もあるんだな！特に話し方」





確かに、Aは遠回しに言葉を言いませんしね。





日「似てない部分もありますよ」





米「ふーん、そうなのかい」




日「そう言うものです。アルフレッドさんは会った時から今でもAへの思いは変わらないんですか？」




米「勿論さ、彼女は俺の運命の人だからね☆」




折れないアルフレッドさん、カッコよすぎでは無いですか。
私も見習いたいです……そう思ってると台所から顔をひょっこり出した。




「お昼は焼き鮭定食で言いですよね？」





日「大丈夫ですよ」




米「Aのご飯はなんでも美味しいからね！」




「わかりました、もう暫くお待ち下さい」




そう言い終えるとAはもう1度台所に戻った。




日「話を戻しますね。あんな感じで言葉をはっきり言いますが、決してAは悪い人では無いので」




米「分かってるぞ」




日「……全てを受け入れてくれますね？」




米「‍？どういうことだい‍？」




話した方が良いのですかね‍？私が言葉を発しようとした時Aが戻ってきた。




「お昼出来ました、お話のお邪魔でした？」




日「いいえ、大丈夫ですよ。さぁ、冷めない内に頂きましょう」




机の上にご飯が置かれ、話をやめて3人でお昼を頂く。
それを食べゆっくりした後アルフレッドさんは帰ってった。





話すのはよしましょう……
いずれその時が来る。
その時期だけ妹は心を閉ざす……
私でも救えない、けれどアルフレッドさんなら妹を。
賭けるしかないですね。

言葉の意味→←何故ほぼ毎日

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す