電話 ページ28
体調もすっかり戻ったある日の事だ。
いつものように家でのんびり……とはいきませんが、家でやる事をしてる時1本の電話が入った。
「はい、本田です」
上司［その声は西の祖国だね］
「上司でしたか、何か用ですか？」
電話の相手は私の上司だった。
上司からの連絡が来るのは嫌な予感しかしない。
上司［明日ロシアの化身が来るから家を案内しなさい］
「は！？いや待て！」
上司［上司命令だからね。そういう事で夜までに此方に戻って来るように］
一方的な電話だった。
イヴァンさんが明日家に来るの？
あの人苦手なんですけど、寒いしなんか怖いし。
受話器に電話を置き、腕を組みながら居間に戻る私。
米「凄い声出てたぞww」
日「電話の相手はどなただっんですか？」
「私の上司です。……兄さん私色々用が出来ましたので家に帰らせて貰います」
日「また急ですね」
「はい、なんでも仕事でイヴァンさんが家に来るみたいで……」
イヴァンさんの名前を出した時、アルフレッドさんは飲んでたシェイクのカップを握り潰した。
「？どうしました？」
米「……」
日「A、後は大丈夫ですので西の家に戻りなさい」
「分かりました」
私は軽く荷物を持ち、家を出て西に戻った。
アルフレッドさんの機嫌が少し悪くなったのはなんででしょうね？
イヴァンさんと仲が悪いのですかね？以前気を付けろとか言ってましたけど……
まぁいいか。
･
米「菊、明日何だけど」
日「アルフレッドさんは心配症ですね。Aに対してですけれど」
心配するに決まっている。
どうしてイヴァンがAの家に？
イヴァンと2人きりにさせるのは絶対に出来ない。
日「アルフレッドさんのお気持ちに答えましょう。明日私たちも西の家に行きましょう」
米「Thanks……」
イヴァンは絶対何かをする。
それを阻止する……heroineを守るのはHEROである俺の役目だ。
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渚(プロフ) - 粟雨さん» 面白いと言って貰えて嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年9月2日 21時) (
レス) id: 9dd9702176 (このIDを非表示/違反報告)
粟雨(プロフ) - すっごいおもろいです！毎日楽しみにしてます！頑張って下さい。 (2021年9月2日 19時) (レス) id: 405b174d44 (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - 蟻籠さん» わわっ！大好きと言ってくれて嬉しいです！！更新頑張っていきますね (2021年8月21日 16時) (レス) id: 9dd9702176 (このIDを非表示/違反報告)
蟻籠(プロフ) - 大好きです！めりかわ…。更新、頑張ってください！ (2021年8月21日 16時) (レス) id: 97f7efefc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：渚 | 作成日時：2021年8月18日 17時
