【APH】君が好き【アルフレッド･F･ジョーンズ】

初めての言葉 ページ15

米「///」




『あの……今日はお手伝い、ありがとう…ございました』




その言葉が頭から離れない、
たった一言のこの言葉が俺にとってはとても嬉しかった。




仏「嬉しそうだね」




米「そりゃあ、…Aの口からお礼の言葉を言われたんだ！」




嬉しくない訳が無いじゃないか！
それに、Aから初めて言われたんだ///
大好きなAから。




仏「そんな幸せそうなアルに言っちゃおっかな〜」




米「何をだい‍？」




歩きながらフランシスは腕を組み出す。
それを聞くが“どうしよっかな〜”と言い焦らしてくる。




米「フランシス、教えてくれないと君の髭抜くぞ！」




仏「お兄さんの髭抜くの止めて！教えるから！」




米「じゃあ早く言うんだぞ！」




仏「はいはい、仕事終わりに…嫌、おもてなしして貰った後の帰り道でAちゃんに聞いたんだ。アルの事どう思ってるのかをね」




なんだ、そんな事かい。




仏「毎日家に来ては抱き着かれて疲れるんだってさ」




……そう言うと思ったよ。
嫌、分かってたよ。ほぼ毎日抱きしめてるんだから。




仏「おいおい、暗くなんな。お前なりの愛情表現だろ？
それにまだ続きがあるんだよ」





米「続き‍？」




仏「恥ずかしがりながら言ってたよ。
お前の空色の瞳と笑顔は好きだって」



米「っ！！」




俺は足を止めた。
それに気付いたフランシスも足を止め俺の方を向く。




米「フランシス……ソレって本当かい？」





仏「なんで嘘を言わないといけないんだよ。本当の事だよ。
Aちゃんはお前には内緒って言ってたけどね」




Aは俺の事をそう思ってたのかい///
俺……すっごく嬉しいんだぞ！




米「更にAの事が好きになったんだぞ！」




仏「ふふっ、ほらアル。早く帰んぞ」




米「あぁ！」




止めていた足を再び動かしフランシスと帰宅する。
明日も明後日もAを抱きしめるんだぞ！




仏「抱きしめる行為続けるなら、優しく労わるようにしろよ？
女の子なんだから」




米「分かってるんだぞ！」




仏「勢い良く飛びかかってはダメな‍？」




米「わ…分かってるぞ？」




仏(お前、今まで勢い良く飛びかかってしてたな。疲れる理由分かったよ。)

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