光とオオカミちゃんには騙されない。2 (ページ10)

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ス「ずっと瑞稀くんだって思ってた。でも脱落があってから樹くんのことよく見るようになって気づいたら気になってた、、」

「だから誘ったんだ、、いいと思う。」

ス「え？」

「アンナは今までほとんどの時間瑞稀くんと過ごしてたからいろんな話もできたじゃん？もちろんその気持ちを確かめるために月ラインを使うっていうのも1つの選択肢としてはアリだと思うけど、誰にもわからないように使えるのが月ラインだからさ、その使い方は賢いと思うな。」

ス「ありがとう、、、私今回の月ラインでいろいろ伝えたいことあったから上手く使えたかなって思ってる。Aに話せてよかった～」

「私も話してくれてよかったよ。」

ス「Aは使わないの？」

「もうちょっと時間ほしいかなって思ってるからまだかな！」

ス「そっかそっか！！」

この話を瑞稀は少し後ろで聞いていた。

瑞「一気に自信なくなった、、、」

慎「気になる人が違う人誘うのは辛いし不安だよな、、」

瑞「あ、そっか、、Aちゃんも勇斗誘ってたもんね」

慎「思い出したわ、、」

瑞「あ、ごめん、、(笑)」

慎「いや、、(笑) けどそれで余計燃えたかなって俺は思う。だからこれからだよ。きっと。」

瑞「だといいけど、、、」

ス「瑞稀くんちょっといい？」

瑞「あ、うん、、」

瑞稀×スダンナ

ス「はっきり言うね。」

瑞「うん、、」

ス「私の気持ちはほとんど瑞稀くんにある。けど樹くんのこと気になってるのも本当。」

瑞「あ、樹だったんだ、、」

ス「うん。ちゃんと伝えたかったから、、」

瑞「俺は信じてる。」

ス「けどね、、気持ちが変わらないとは言えない、、かな、、」

瑞「俺はアンナが好き。それ以外なんもない。」

ス「ごめん、、、ありがとう、、、」

瑞「俺も一方的にごめん、、けど信じてるってことだけ覚えてて。」