光とオオカミちゃんには騙されない。2

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【3人目 スダンナ】





そこにやってきたのは、瑞稀だった。






瑞「アンナ？」





スダンナは頷いた。








瑞「俺は最初からアンナのこと気になってました。明るくて周りのことをすごくよく見てて相談に乗ってあげたりしているアンナを好きになっていきました。正直オオカミちゃんかな？って疑った瞬間もありました。けど俺はなにがあっても気持ちは変わらない。だから俺にその風船を渡してほしいです。オオカミちゃんじゃないって信じてます。」







スダンナは風船を＿＿








瑞「、、、」







空に向かって放した。









そして瑞稀に手紙を渡して去っていった。








瑞稀くんへ



まず、私はオオカミちゃんでした。




演技を始めるその第一歩としてこのお仕事を受けました。
最初は恋をしなければいいだけ。そう思っていました。だけど瑞稀くんに教会で出会った時、この人のことをもっと知りたいと思いました。




この想いをとめなきゃ瑞稀くんを傷つけてしまうって思って瑞稀くんを突き放そうとしました。



月ラインのこと、本当にごめんなさい。



何回考えても瑞稀くんしかいなかった。




こんなに切なくなったのは、初めてです。





そしてこんな大恋愛をしたこと、忘れません。




瑞稀くんのその笑顔が大好きでした。





ありがとう。







アンナより









瑞「薄々気づいてました、、けど信じたくなかった。」





瑞「でも過ごした時間は嘘じゃないと思うから、、、、この番組に出てよかったです。」

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