光とオオカミちゃんには騙されない。2

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壱「俺も舞香ちゃんから変わらない。ずっと舞香ちゃんだよ。」


舞「真剣モードの壱馬くんって慣れないなあ(笑)」


壱「慣れてよ(笑)」


舞「けど楽しい時間過ごせて本当によかった。」


壱「俺もよかったよ。」


舞「来てくれて本当にありがとう。」


壱「誘ってくれてありがとう。」









そのころアトリエでは＿＿









瑞「この椅子ってどこに置くべき？」


「ここじゃない？」


瑞「よし、休憩する？」


「そうだね。しよ！」









瑞稀×A



瑞「ちょっと相談してもいい？」


「うん。いいよ。」


瑞「もしさ、自分の好きな人がオオカミちゃんだったらどうしたらいいのかな、、」


「うーん、アンナのこと？」


瑞「うん、、、なんか怪しく思えてきちゃったんだよね、、オオカミちゃんだったとしても気持ちは変わらないって思ってたけどいざこういうときになるとわかんなくなってきて、、」


「そうだなあ、、、私はオオカミちゃんじゃないからわからないけどきっとオオカミちゃんはすごく辛いと思う。」


瑞「え？」


「もし本気で好きになってもその気持ちを相手に伝えることができないんだよ？私が見る限りここにいるみんな、もちろんさくらも含めて本気で恋してる。だからオオカミちゃんは絶対辛い。いい感じになっても相手を傷つけてしまうから。」


瑞「たしかにそうだよね、、」


「けどだからこそここで過ごした時間って本物なんだろうなって私は思うよ。だからオオカミちゃんが誰であっても私はその子を差別したりはしない。むしろ頑張ってそんな重い荷物1人で背負わせてしまってごめんねって思う。」


瑞「そっか、、みんな辛いんだ、、、」


「もちろん瑞稀くんも辛いと思う。人の辛さは比べられないからさ、悩んでるのは瑞稀くんだけじゃないよってこと伝わってたらいいなって思う。」


瑞「ありがとう、、すげえ楽になった。」


「ならよかった！！」

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