Relife〜被験者とサポート課〜

report２ 浅野ちゃん ページ3

【あんたなんて役立たず！大嫌いよ！２度とここに来ないで！】

『わたしなんて……本当に必要とされないのかな？』


？『そんなことないんじゃないですか？』

『え？誰？』

？『すみません。ごあいさつが遅れました。リライフ研究所の小野屋杏といいます。』


え、リライフ研究所？


杏『同僚にプレッシャーをかけられ、たった一ヶ月で退職。新しい会社に入社しても退職。それを繰り返しているうちに周りからも怪しまれ無職になった……間違いありませんか』



『そうだけど、なんで私の履歴知っているの！？』


杏『うちでは、ニートを対象に実験をしてるんです。だから知ってるんですよ♪』


へぇ……


杏『どうですか？浅野さんもやってみませんか？』


『実験って何をすればいいんですか？』


杏『ﾆｺｯ。春から一年間高校生になって高校に行ってもらいたいんです』


『えええええええええええ、でも！私老けてるし！』



杏『見た目の心配も何の心配もありませんよ。こちらで全て家賃〜面倒見ます！あと』


『え、なに、これ』


杏『これを飲めば、高校生にばっちりみえます！成功者が実際にいますから！』


『最後のは聞いてない。でもやってみます』


杏『ありがとうございます！これです』



話は終わり、私と小野屋杏は別れた

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