赤いわんわんおの妹【s× p × 】

第26話 ページ29

side-Riinu

Aの手当をして、なーくんとAがお互い自己紹介を終えたところで、ふとなーくんはこちらを見て、

な「で？Aちゃんと莉犬くん達はどういう関係で、どうして怪我しちゃったのかな？」

そう言うなーくんは、笑顔だったので、なんだかめちゃくちゃ怖かった。

莉「え、えっと、Aは俺の妹で今日はAところちゃん達と一緒にお出かけしてて、そこでAが変な男に絡まれてそこでAが怪我しちゃたから、とりあえず手当をしたくてここに来たんだ。」

俺は今日あったことを全てなーくんに話した。
すると、なーくんは少し考えて、

な「状況が状況だから、早く対応しなきゃやばいね。もしかしてだけど、Aちゃん、前にもこんな事とかなかった？」

すると、Aは顔を青ざめながらこくりと頷いた。

『実は、前にもというか、ずっと前から今日みたいな人に絡まれることがありました。
で、でも！前までは何とか1人で対応できてたし、ここ最近は何も無かったから、大丈夫だと思って、、、ひっく、、、ぅう、、』

Aはその時の事を思い出したのだろうか、泣き出してしまった。
Aに駆け寄ると、震えていた。相当怖かったんだろう。るぅちゃんもAに寄ってきて、

る「大丈夫、大丈夫です。僕らが着いてます。」

と、声を掛けていた。
すると、


ｶﾞﾁｬ

？「やっほ〜！！なーくん、ちょうど近くに来たからついでに寄ってみたんだけど、どうしたん？莉犬達もお揃いで……って、どうしたん？その子、泣いてるし、も、もしかして彼女？！誰の？！早う言ってぇやぁ、お祝い用意したったのに〜」

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