3話.横恋慕された花嫁と横恋慕しようとする犬 ページ9
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A「…はぁ、飲んだ飲んだ」
お酒を飲んだ帰り、なんとなく反対側車線を見る
目黒「…Aさんさ、横恋慕ってどう思う?」
横恋慕、、私されたのによくそんなこと聞けるな。
A「…さぁ?横恋慕するような奴どうなったって知らない」
すると頬を掴み顔を近付けて来たから唇にデコピンした
目黒「いってぇ!」
A「傷心中の女にそれは卑怯」
すると拗ねたように
目黒「俺だって横恋慕してやる。」
A「ねぇ、君さ、初対面の女によくそんなこと言えるね。何?私に惚れてんの?」
間髪入れずに頷き
目黒「だって、引き込まれるじゃん。Aさんみたいな女性」
A「え、もしかしてホストの勧誘?」
目黒「残念ながら。俺、車夫だし」
そりゃそうか
A「…目黒さん」
目黒「じゃあ俺、Aさんのこと横恋慕します。」
A「えぇ?笑」
私が横恋慕される、、笑
A「いや、待って、私あいつと籍入れてないよ?」
目黒「でも少なからずAさんの心の中にそのクズは存在してるんですよね?」
…否めなかった。
少し、私も期待してるから
A「そうかも、」
目黒「俺のことでいっぱいにしたい。」
とても言葉が甘い
不思議な感覚だった
目黒「俺にだけ意識傾けて」
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作者名:人狼です | 作成日時:2024年2月17日 23時