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目黒「ほんと、ここでいいの?」
そう言われ、着いたのは某有名ハンバーガー屋
A「ずっと我慢してたから。…アップルパイとホットコーヒーMサイズお願いします。砂糖とミルク要らないです。
目黒さんは?」
目黒「じゃあ、フロートコーヒーお願いします」
A「フロートコーヒーお願いします」
何気高校生ぶりかもしれない
目黒「Aさんって甘党なんですか?」
A「ん〜、、いや、そんなことはないかも。コーヒー似合うお菓子好きだったりするんだよね」
そう言いながらコーヒーを飲む
目黒「…Aさんってコーヒー似合うね」
A「目黒さんも似合うね。ってか、それ美味しいの?」
目黒「え?ソフトクリームは美味いでしょ。」
A「違う違う。フロート頼んだことないから想像付かんよ。」
すると目の前に差し出してきた
目黒「飲んでみ?Aさんきっと好きな味」
そう言われ躊躇なく飲んで気が付いた。
A「何これ、美味しっ、」
目黒「でしょ?あ、Aさんが飲む前にあげたらよかった。」
…
A「潔癖症?」
目黒「いや?」
A「なら大丈夫だよ。」
だから、アップルパイを口元に持っていくと
それをパクッと食べた。
A「可愛い、笑」
目黒「うま。」
なんか、所々思う。この子は一緒にいて楽な友達みたいだなって
A「ねぇ、目黒さん」
目黒「ん?どうし、、」
A「ありがと、」
すると照れたように笑って
目黒「次、どこに行こっか。」
A「明日の仕事道具買いに行きたい」
すると笑って
目黒「なら、そこ行った後に海行かない?」
そう言われ、手を引いてお店を出ると
車に乗りこみ、布屋に向かった。
A「うわ、綺麗、」
そして、光沢を放っていたオーガンジー生地を買った。
その様子を見ていたのか車に戻った時に呟かれた
目黒「花嫁のあれみたいだね。頭から被る、、」
A「ベール?」
目黒「そうそう」
A「…邪気から守るために被るらしいよ。」
そう言うとゆっくり顔を近付けて
おでこをくっつけた
A「なに、」
8話.ガラスの靴と左薬指の指輪→←7話.元婚約者との決別と白いベール
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作者名:人狼です | 作成日時:2024年2月17日 23時