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7話.元婚約者との決別と白いベール ページ22






重たい足を進めてあるマンションに入って行った。






婚約者だったやつの家に入って自分の大事なものを持って鍵をポストに入れて出て行く。





あんなに過ごした家が呼吸しずらい家だったなんて、思わなかった。






すると道の路肩に止まった車





目黒「Aさーん。」




A「…目黒さん、、」





目黒「ははっ、飯食う?」





笑いながらそう言うから





A「ん、行く、、」




目黒「さ、何食う?やっぱり、肉?」





A「どうしよっか、、」






心ここに在らずという言葉が似合うだろう







私は今どんな顔してる?







泣きそう?それとも般若みたいな顔?





どちらでもいい







すると路肩に止まった車






目黒「Aさん、今は神様がくれた人生の休憩中ですよ。」






そう言って両手で頬を包み込む







目黒「色々なことから逃げましょ。俺も逃げる手伝いも何でもします。」






そう言って顔を近付けて右の頬にキスをした










目黒「…しょっぱ。」





知らなかった、気が付くと泣いていた自分がいたなんて









A「ごめ、、」






目黒「Aさん。




自分が悪くないのに謝る癖やめましょ。人生損してますよ。」






…この子はきっと優しすぎるんだ







A「うん、ありがとう」

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作者名:人狼です | 作成日時:2024年2月17日 23時

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