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1話．懐剣が意味をなさない ページ3
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A｢えっ、と、、｣
ぶつかった相手は私の肩を支えこちらを見つめてる
？｢大丈夫すか、？｣
泣いて赤い顔、着崩れた白無垢、そりゃあ言われる
A｢大丈夫です、｣
？｢ほんとっすか、？、｣
すると何かを察知して
？｢…連れ出しましょうか、？｣
なんて言った
A｢はい？｣
？｢だから、連れ出すって｣
私は思わず、懐剣を突き出した
？｢え？｣
A｢バカにしてんのか。｣
すると眉間にしわ寄せて
？｢怪しいものじゃありません。人力車引いてます。目黒蓮っていいます。｣
A｢…｣
目黒｢…ほら、行こ？逃げたいんでしょ？｣
落ちた綿帽子、打ち掛けを置いてそのまま人力車に乗り込んだ
目黒｢じゃ、行きますか。…お代、後日請求します。｣
そう言って走り出した
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作者名：人狼です
| 作成日時：2024年2月17日 23時
