今日:53 hit、昨日:51 hit、合計:50,067 hit
小｜中｜大
＊ ページ17
．
A｢何言ってんの、｣
あった記憶すらないのに
頭の片隅にいた。
おかしなほど。
A｢…ごめん、帰る。｣
目黒｢帰る場所もないのに｣
痛いところを着く彼が酷く憎らしい
A｢っ、｣
目黒｢4年前の夏。城西高校の転落未遂｣
思い出したくなかった。
あの日から私が崩れ始めたから
目黒｢…｣
すると隣で背中を摩る
目黒｢…俺はそばにいます。
絶対助けますし、守ります｣
あの日みたいに期待してしまうかもしれない、
A｢…｣
私は気が付くと胸に飛び込んでいた
A｢…少しだけ｣
目黒｢いくらでも｣
私の過去なんてどうでもいいのに、彼は優しく差し伸べて来た手。
だめだ、年下に甘えたくない。
男に甘えるな、
それなのに、
A｢助けて、もう抱え込めないかも｣
そう呟いていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 909人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：人狼です
| 作成日時：2024年2月17日 23時
