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目黒「ここ。俺の家」
少し狭めの一人暮らしっぽい家。
A「お邪魔しまーす」
私は目黒さんの後ろを着いていく
A「…」
目黒「ごめん、最近引っ越したばかりでなんもないわ」
必要最低限
その言葉が似合う
そして、あるものを見つけた
A「この写真集好きなの?」
綺麗な星空の写真
目黒「…うん、星好きだから」
他には…公務員試験の過去問、救急救命士の本、
きっと、触れてはいけない、そう感じた
目黒「…あ、処分するの忘れてた」
A「え?」
そう言ってその2冊の本をゴミ箱に投げ捨てた
確か以前、教え子のために調べたことがある
救急救命士になるためには
消防官として勤務しながら5年以上、2000時間以上の救急業務を経験し、なお養成所6ヶ月以上の講習を受けたら受験資格が得られる
もしかして、
A「元消防士?」
そう聞くと頷いた
目黒「んー、、、正確には休職中で仕事辞めようと思ってる消防士かな?」
…え?!待て待て、
A「公務員は副業禁止じゃないの?株とかならまだしも…」
目黒「給料は貰ってない。」
目黒さんは目を塞いで、
目黒「俺のこと教えるからAさんのことも教えてよ。」
耳元で囁いた
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作者名:人狼です | 作成日時:2024年2月17日 23時