落ちたかった ページ3
．
教室に戻るといつものように私の机の上は散乱している
…クソほどつまんない
気が付くといじめられて、助けも求められない状況下
A｢…｣
どうせ、落ちるから
私は気が付くと机の上にあったゴミを持って主犯格の女の子の頭の上に落とした
死ぬ前にこれぐらいのことさせてよ
A｢自分で汚くしたなら自分で片付けて。｣
色々なものを持って私は教室を出た。
教室を少し出たあたりで告白してきた渡辺翔太がいて…
こちらを見て近寄ろうとしてきたから普通に無視をして丁度後ろにいた岩本照に思わず話しかけていた
A｢…岩本先輩｣
岩本｢ん？｣
A｢消毒｣
そう言って抱き着いた
岩本｢こんなとこでダメだって。ほら、図書室行くぞ｣
そう言われ、手を繋いで図書室に行く
岩本｢…手、ちっさ｣
A｢うるせぇ、巨人｣
すると笑って頬を掴んだ
岩本｢口悪いわ｣
そして走り出した
｢岩本！走るな！！！｣
そう言われてもお構い無し
図書準備室に入って優しく微笑む
ありえない
A｢…すみませ、｣
岩本｢いいの。…ほら、おいで｣
私は吸い込まれるように抱き着いた
A｢岩本先輩、｣
岩本｢…翔太のこと好きだった、？｣
好きだったか聞かれると…
A｢…嫌いじゃないし、もっと仲良くなりたかった、｣
そう答えていた
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作者名：人狼です
| 作成日時：2023年6月3日 7時
